一輪の花に寄り添う蝶

そこには大きな大砲もあり、凄かった。









[もうすぐ決着が着きます]





「わかった。終わったらすぐ迎えに行く」






鳳は、操縦者に向かってこういった。




「もうすぐだって。あんまりだったわね」






「はい。鳳様」







鳳の瞳は、なんとも言えない感情が露になっていた。








「鳳……俺は離れたくない」









「わがまま言わないで。私たちは住む世界が違う」