「あの子、ムカつく」



「潰す、絶対に」




「嫉妬する女って醜いよね!俺お前ら嫌い」



後ろから、豹が出てきた。豹も、学校の中で人気者なのだ。




「きゃー、豹君ドSで、タイプかも、」



「彼女いるの?タイプは?」




豹の周りにも女子が集まり始めていた。




(あー、めんどくさい)




「静かで人の悪口を言わない人、あんた達みたいじゃない人がタイプ」




そんな嫌味を自分たちに言われたとは気付かず女子はキャーキャーと騒いでいた。





その日の夜、トントン、




「鳳様、望です。」



「入って」




鳳と望は、豹について話し合っていた。




「アイツ、結構強敵ですよ。」



「あぁ、今出会ってきた中で一番やりにくい。所で今日告白されてたな望」




望は、昼休み告白されていたのだ。5時間目には、噂が広がっており情報屋の鳳の耳には、早く入っていたのだった。




「あー、断りました。あまり好きじゃないし」




「トップクラスの望に告白するってよっぽど自信があったんだな」




そう言っているうちに、時間が過ぎ2人は眠りについた。




それから1ヶ月が過ぎ、鳳、望は何回か告白されたりした。




「ねー、ちょっと昼休み体育裏に来て、鳳ちゃん!」




鳳は、髪がロングの女の子2人によびだされた。




「あんた、ちょっと調子に乗ってない?」



「アンタみたいなやつすぐ消せるんだけど。」