電話、嬉しかったな。
離れているはずなのに、いつも以上に彼を近くに感じられた。
「よし、あと3日!頑張るぞー!」
さっきまでの落ち込む気持ちも吹き飛んで、私は気合いを入れてソファから立ち上がった。
檜山に知られたら、単純って笑われてしまうかもしれない。
けど、それでも、彼の存在ひとつでこの胸は高鳴る。
強く、なれるんだ。
早く会いたいな。
会ってどんな話をしようとか、なにかをしてあげたいとか、そんな具体的なことは出てこない。
だけど、顔を合わせて、ふたりでいつも通りごはんを食べたい。
いつしかそんな生活が、当たり前のように染み付いていた。
檜山との毎日が愛しい。
そう思う度、また、臆病な心が前に進むことを拒むけれど。



