私の好きな人




それからというもの私の頭の中は…


日曜日のことでいっぱい



授業中は服のコーディネートを頭で考え

休み時間は水族館のパンフを見て妄想

トイレでモテる髪型を模索

廊下でモテる歩き方の練習



そして学校で良平とすれ違った時には、なぜか照れたりした



そう


重症なんです


知ってます、、、



デートじゃないことくらい冷静になれば分かる

そこまでイタい女ではない




初めてなんだよ


休日に良平と出掛けるなんて



桜子のおかげで1歩だけど進めた気がする



楽しみたい



良平のこと大好きな気持ちを楽しみたい




ねぇ、良平



まだ怖くて伝えるなんて出来ないけど




いいよね…



好きでいても。







「彩月ちゃん」

「はい?…あ」

「今日も一緒だね」

「…そうですね」



とうとう金曜日。

ついに日曜日が迫ったきて今は放課後


カウンターに座る私の横にご機嫌の小林くんが座った


小林くんとは最低でも週2で一緒



「元気そう」

「え?」

「綺麗」

「は?!なにっ意味分かんない…っ」


慌てて顔を伏せた


やっぱり…苦手だなぁ



「意味は分かるでしょ」

「…分かんない!」

「はいはい、彩月ちゃんはそういう人でした」

「……///」


なんなんだ…そういう人って


本当に世界で1番苦手な人だ