「大丈夫です、、ごめんなさい」
手元の返却カードと記録ノートを無意味に整理しつつ冷静に返事をする私、、
急かせかする感じ…すこし挙動不審…?
「…あぁそう、なんかごめんね」
イケメン転校生はなぜか謝る
…なぜ
ちょっとびっくりしただけなのに…
「小林くん…は本が好きなの?」
私はイケメン転校生だろうが興味ないの
他の子だと興奮するシチュエーションでしょうが私には響かない
私は至って冷静…
びっくりした心臓を落ち着かせるためにも何か喋らないとと思い小林くんに話しかけてみた
「別に…好きじゃない」
「…あ、そうなんだ」
「うん」
………終了。
あれ?
会話ってどうするんだっけ…
普段は考えもしない疑問
そういえば私
良平以外の男の子と二人きりで話すの初めてだ
いつも何て話すんだっけ…
桜子とは慣れすぎてて考えたこともない
良平とは
いつも舞い上がっちゃって覚えてないや……
そんな私にいつも付き合ってくれてる
こんな私に優しくしてくれてる
こんな当たり前に感じちゃってる私って
……贅沢だ
良平との時間が特別すぎて
良平との会話が特別すぎて
私………
ある意味、麻痺してるのかもしれない
「…ほんとに大丈夫?」
「……っ?」
「なんか深刻な悩みがありそうだね…」
……マイワールドに入り込むという深刻な悩み
一生解決しそうにありません…

