私の好きな人



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「ということで、係決めは以上になります。それぞれの係になった人は1年間よろしくお願いします。では今日の委員会は以上になります。お疲れさまでした」



委員長の挨拶のあと、それぞれは図書館を出ていく




「あー、、終わったね。あ、彩月はこの後さっそくカウンター係だったね」

「うん」

「私は…整理係だから今日は仕事なしって言ってたから先に帰ってるね」

「分かった。じゃあね」

「おつかれー」




そう、私は念願にもカウンター係につけた


色々係がある中で、余裕でカウンター係で決まったのだ



図書委員の中でも1番拘束時間の長い係



なうえに、利用数も減ってる今の時代に時間だけを持て余すこの係


立候補者なんて私しかいなかった




けど私はカウンターにいなきゃ意味が無いんだもん



図書委員になった意味が…




良平が訪れた時、本を借りる時、返却する時




1番近くで会えるから




この場所は最高だ




「よろしく」

「っえ?!」


突然横から挨拶され私は思いっきり驚いてしまった



「…ごめん、驚かすつもりは…」

「あ、いや、、こちらこそごめんなさい…っ」



そうだった


カウンター係は1人じゃない



1年通して6人でカウンター業務を回していく



なので1週間の2~3日を2人体制でやっていく




……って委員長が言ってたのを忘れてた




我がスペースかのように思ってしまった……




んでもって、あの驚いた声




恥ずかしい……




「本好きなの?」

「え?…っっっぇえ?!」




横からの問いに振り向くと、私はまたしても驚いてしまった



なんとも綺麗な2度見での硬直…




「……大丈夫?」




そう優しく語りかけるのは




イケメン転校生




同じ係だったのね、、




とくに興味はないけど




人気だけあって、近くで見るとやっぱりイケメンだ





ちょっと




びっくりしただけだし……