私の好きな人




しばらくして図書委員の人達は集まり、第1回の図書委員会が始まった


「こんにちは。図書委員長の3年A組、柴田です。よろしく。簡単に図書委員の説明をした後に自己紹介してもらうので名前を呼ばれたら返事して下さい」




仕切っていた眼鏡の先輩は、やはり3年生だった


そしてどストライクに委員長ときた




周りを見渡すと数人が散らばって座っている



確か、1・2年からは各4名ずつと3年からは2名だったはず



委員長からの説明も終わり、次と次と3年生から名前が呼ばれ自己紹介が進んでいく



「はい、では次1Aの小林君」



そう呼ばれたあと、辺りは少し賑やかになった気がした


ほんの少し女子達のザワザワ感が伝わる



その理由はすぐに分かった



「1年A組の小林です。お願いします」



1年A組の小林くん…


イケメン転校生だ



先輩の女子からも一目置かれる存在だったんだね



「ねぇねぇ、あのイケメン転校生の小林くんと同じ委員会とか私達ツイてるね!」

「うん…そうだね」


あくまで耳元でのヒソヒソ話し


愛想笑いしか出来ない私は、適当に返事をする




イケメン転校生だろうが私には興味がない



良平には敵わないんだから…




「こんにちは。1年C組の森岡です。よろしくお願いします。」


私の番も無事終わり、あとは係決め