月曜日、、
「いってきます」
なんだかテンションが上がらない
そう今日は月曜日
誰もが辛い月曜日
また始まる1週間
やる気の出ない月曜日、、、
でも私はちょっと違う
テンションの上がらない理由
「あ、彩月?忘れてる!」
「え?」
「カギ!ほら」
「あ、本当だ…ありがと」
玄関まで慌てて届けてくれたお母さん
「久々だから忘れるの分かるけど、無くさないようにね?」
「…はい」
私の手の上で虚しく光る自転車のカギ
ごめんよ、、カギさん
1週間ぶりにマイ自転車で登校だからさ…
先週が夢みたいな日々だったからさ…
比べ物にならないくらいテンションの下がりようだからさ…
許しておくれ、、カギさん
「…大丈夫?」
「…はい」
「……」
明らかに違和感でしかない私の様子に、もはや呆れた表情のお母さん
「良平くんと行けないくらいで、人生終わったみたいな顔しちゃって、、」
そのお母さんの呟きさえ、今の私の耳には入ってこなかった
きっと重症
きっと大袈裟
ほんとに勝手に良平に振り回されてる私は
最近もっぱら弱い
恋は
人生の疫病神だ
「…はぁ」
玄関を出て1発ため息
自転車にまたがり
「…ふぅ」
なぜか深呼吸
「おはよ」
っ!?
突然聞こえる挨拶
この声…

