桜が来てから3ヶ月、季節は秋へと変わりつつあった。

『桜、分かんないところはないか?』

桜「大丈夫だよ」

『そうか』

桜の記憶の手がかりはいっこうにてに入らない 。
桜はやはり大学を出ているようで大学までの課題は
一人でできることが分かった。

『桜、夕飯まで少し時間あるから、公園に行かないか?』

桜「うん、いいよ」

俺たちは近くの公園へ。

『桜、記憶の手がかり、見つけてやれなくてごめんな』

桜「ううん、私も記憶の手がかり見つけられてないもん」

『桜、学校は楽しいか?』

桜「うん、何か懐かしい感じがする」

『そうか、何かあったら3組に来いよ』

桜「うん」

『桜、俺さ、必ずお前の記憶を取り戻して見せるから』

桜「ありがとう、無理だけはしないで」

『分かってるよ、冷えるからもう帰るか』

桜「うん、帰ろ」

家に帰り、夕飯を食べて、俺たちの一日は終わった。