幼なじみたちと別れて俺は家に向かってた。
途中道で少女が倒れていることに気がついた。

『おい、大丈夫か?』

「助け・・て・・」

『凄い熱だな、とりやえず家に運ぶか、乗れ』

少女を信じておんぶして急いで家へ。

『暁斗』

「お帰りなさいませ」

『こいつが道で倒れていた、凄い熱だ』

「それは大変です、部屋に運びましょう」

俺の専属執事の暁斗に彼女を渡して俺も一緒に付いていった。

『暁斗、こいつは大丈夫か?』

暁斗「薬も飲ませましたし、そのうち良くなるでしょう、
でも彼女は誰なのでしょう?」

『こいつには記憶がないかもしれない、根拠はないが、
そんな気がする』

暁斗「とりやえず、茉莉にでも頼んで彼女を見てもらいましょう」

『いや、俺が付いてる、大丈夫だ、課題はここででもいくらでもできる』

暁斗「そうですか、では何かあれば呼んでください」

『ああ』

暁斗が部屋から出ていき、俺は彼女の隣にある机で課題を始めた。