「てか、理斗今日早くね?」

「あぁ…たまたま起きただけ笑)」


こんなに早く来てる俺が凄く不思議だったのだろうな。


中3の俺は毎日ギリギリに登校してくるタイプの奴だったから、そう思われても仕方ないけど。



「今日も学校めんどくせぇなぁ」


本当に心の底から面倒くさいのだろう表情をして見せる達也。



学生の間は学校が凄くめんどくさいが

仕事してた俺からしたら学校程楽なものはないけどなぁ…


「そうだな。」


達也と話しているうちに


少しずつクラスの人達が登校してきた。


そのクラスメイトの顔を見ながら

懐かしさに浸っていると…




!!!!!





俺の体に衝撃が走った。



その衝撃の理由は言うまでもなく




あの子だった。



その姿を見るだけで、俺は再会の喜びや過去の悔い

その他色々な感情に頭がパンクしそうになった。






…あの日の君だ…