響「タクシー拾うから。
俺も行くよ。」
希「いいよ、ひーくんは。」
響「...もしも、何かあったら
どうすんだよ!!
前は平気だったとしても
今回は違うかもしれないだろ?」
希「ありがとう。」
ひーくんと共に病院へ向かい
受付で名前を言うと
慌てた様子の看護士さんが
私の元へ駆け寄ってきた。
看護士「藍原 永人さんの
ご家族の方ですか?」
希「はい。」
看護士「すぐにこちらへ...!!」
看護士さんに着いて行くと
機械を沢山つけたお兄ちゃんが
ICUの中で眠っていた。
希「...嘘......」
何で?お兄ちゃんまで...。



