響「お疲れ。」
店を閉めたひーくんは
私の前にビールを置いた。
希「ありがとう。」
響「たまにはこうゆうのも
悪くないだろ?」
あの日からひーくんは
ずっと私の事を気にかけてくれる。
いや、ひーくんは出会った
その日から私の事をいつも
気にかけてくれてた。
これで良かった。大丈夫。
そう思えるのはひーくんが
いてくれるおかげなのかもしれない。
希「ねぇ、ひーくん。
もしもさ、私が会社を辞めたら
またここで正社員として
雇ってくれる?」
響「せっかく就職出来た会社を
そんな簡単に手放していいのか?」



