響「藍原!来て早々悪いけど 4番テーブルにこれとこれ。」 希「うん!分かった!」 やっぱりひーくんのお店の仕事は楽しい。 さっきまでの体調不良が 嘘だったかのように元気になった。 頭を空っぽにして働いて つまらない事は何にも考えなくて良くて お客さんと話して笑って...楽しかった。 団体客が帰ると店内は いつも通りの落ち着きを取り戻した。 次に来るお客さんのために テーブルを片していると 視界が揺らいだ。 ーガシャン 持っていたお皿が割れる音を最後に 私の意識は遠のいた。