エスポワール~私と御曹司~


奈緒「行こうよ!この間
遊んでくれるって言ったの
嘘だったの?」

希「いや、嘘じゃないけど...」

奈緒「よし!じゃあけってーい!!」

相変わらず強引な奈緒ちん。
本当、御曹司そっくり。
さすが姉弟だなってほんの少しだけ
安心した。

それから奈緒ちんは
浴びるようにお酒を飲んで
いつの間にかスヤスヤと
眠っていた。

響「何か、嵐みたいな女だな。」

希「奈緒ちんにも色々あるんだよ。
ごめん、ちょっと御曹司に
電話かけてくるね。」

響「ああ。」