どうしよう...私......
奈緒「...あなた...」
希「すみません...あの、部屋!!
間違っちゃったみたいで...
私の彼の家、もう一つ上の階...」
その人は私に1歩、また1歩と近付いてくる。
どうしよう?殴られたりするのかな?
私の彼氏にちょっかいかけて...って
ビンタされたりして。
そんな事を考えていると
その人は手を上に上げた。
ああ、やっぱり私ビンタされるのか。
ぎゅっと目を瞑った私の頬を
温かい手が包み込む。
奈緒「もしかして、希ちゃん?」
目を開けるとその人は
私に向かって微笑んだ。
あれ?思ってたのと違う。
何でこんなに優しい表情をしてるんだろう。
希「...そう...です...。」



