望「そっか。良かった。
ところで、一昨日はどこにいた?」
希「え?」
望「電話で言ってただろ?
どこにいると思う?って。
答えようと思ったらお前
電話切ってたから。」
電話を切ったのは私じゃなくて
そっちだけど。
希「あー、あの時酔ってて
電話しちゃっただけなんだ。」
望「何だよ、それ。」
希「話ってそれだけ?」
望「それだけって...冷たいな。」
希「いや、仕事溜まってるから
早く終わらせないと
今日行けなくなっちゃう。」
望「俺、帰るの遅くなると思うから
家の中入って適当に待ってて。」
希「わかった。じゃあまた夜に。」
良かった。とりあえず...
別れなくていいんだ。
でも、やっぱり聞けなかったな。
あの人は誰?って
その一言が言えなかったな。



