希「私の事なのに、何でひーくんが
怒ってんの?勝手な事言わないでよ!
あんな事言って御曹司に嫌われたら...」
響「そんなんでいいのかよ!!
言いたい事、言えなくて
いつも遠慮して言葉飲み込んで
何で藍原ばっかり
我慢しなくちゃなんねぇんだよ!
お前はそれで...幸せなのかよ?」
希「...幸せ...に決まってるじゃん。
だって、御曹司の彼女になれたんだよ?
表立って好きって言えるんだよ。
幸せだよ。当たり前だよ。でも...」
響「でも、何?」
希「ひーくんの言う通りだと思う。
御曹司の事、好きって気付くまでは
私、何でも言えてた。
初デートの時、つまんないとか
言っちゃったし、焼鳥屋が好きだとか
動物園が好きだとか素直に言えたし
付き合うまではあのお店がいいとか
行きたい所も言えた。...まあ一回も
採用してもらえた事はなかったけど
少なくとも今みたいに...て、ズルいね。」
響「何が?」



