エスポワール~私と御曹司~


御曹司は後ろから私の事を抱き締めた。

望「やっと2人きりになれた。」

希「...どうしたの?」

望「気付けよ、アホ。
お茶なんていらないから。」

もしかして、御曹司も
私と同じ気持ちだったのかな?

望「こっち向けば?」

希「うん。」

振り返った私の唇に
御曹司はキスを落とした。

初めてのキスみたいに
甘くて...涙がこぼれ落ちた。