希「御曹司が私の事なんて
好きになるはずないって分かってる。
お父さんは長者番付に名前が
あがる位の人だしさ、イケメンで
高身長でお金持ちな御曹司が
私なんかと付き合ってくれるはずないって
知ってるけどさ、自分勝手すぎるんだよ!
何で、私の予定とか聞いてくれないの?
ちょっとくらい聞いてくれても良くない?
そっちが言い出しっぺのくせに
何で私が都合合わせなきゃいけないんだよ。
言う事聞かなかったらクビとか
脅しみたいな事そっちが言うから
何も言えなくなっちゃうじゃん!」
でも、そばにいられなくなるのなら
言いたい事は全て言おう。
希「私の事、好きじゃないなら
優しくしたりしないでよ!
助けに来たりしないでよ!
私の事なんて放っておけばいいでしょ!
見せかけだけの彼女なんだし
気にする必要なんてないじゃん!
私はちゃんとやるよ。
クビになりたくないし御曹司が
彼女のフリしろって言うのなら続けるよ。
絶対に御曹司の事、裏切ったりしないよ。」
望「頼むから、聞い...」
希「でも、辛いんだよ。
モヤモヤするだよ。苦しいんだよ。
御曹司の事...」
でも、肝心な事は言えなかった。
希「ごめん。今日は何か疲れてるみたい。
私、帰るね。本当にごめんなさい。」
好きだって事は言えなかった。



