気合を入れ直してから先輩に会うことが出来ずかれこれもう、1週間。
先輩に会うことはなかったけど、会えない間ずっと連絡を取り合っていた。
今日は何しただとか、このお菓子ご美味しかっただとかそんな他愛のないことを話題にした。
今日はいるかな。
梅雨の時期になって、連日の大雨。
路上ライブなんてしてられない。
会えるとしたらきっとあのバス停。
初めて先輩と話した時と同じ時間のバスを待つ。
『あ、先輩・・・。』
バス停で1人バスを待つ後ろ姿は確かに瑠衣先輩。
『こんにちは、先輩。』
「あ、舞。久しぶり。」
『お久しぶりです。』
あ、えっと何か話さないと。
『先輩ってどこの大学行ってるんですか?
私もそろそろ進路のこと考えなきゃって思って!』
咄嗟に思いついたのは、今日の帰りに行った進路調査の事だった。
「俺は、音大。」
先輩に会うことはなかったけど、会えない間ずっと連絡を取り合っていた。
今日は何しただとか、このお菓子ご美味しかっただとかそんな他愛のないことを話題にした。
今日はいるかな。
梅雨の時期になって、連日の大雨。
路上ライブなんてしてられない。
会えるとしたらきっとあのバス停。
初めて先輩と話した時と同じ時間のバスを待つ。
『あ、先輩・・・。』
バス停で1人バスを待つ後ろ姿は確かに瑠衣先輩。
『こんにちは、先輩。』
「あ、舞。久しぶり。」
『お久しぶりです。』
あ、えっと何か話さないと。
『先輩ってどこの大学行ってるんですか?
私もそろそろ進路のこと考えなきゃって思って!』
咄嗟に思いついたのは、今日の帰りに行った進路調査の事だった。
「俺は、音大。」