「で、?どうすんの?」

教室の一番前の一段高くなってるとこに座って、村上由里香は尋ねる

「どうすんのって?」

「え、だから。そういう風になったっていうことは、
進むか、終わるか
選ばなきゃって事なんじゃないの?」

「そもそも進むって何?」

「そりゃ… ちゅー とか あれ とかじゃないの…?」
あれ っすか…

「いや、」
後ろの席から里帆が話に入ってくる
「デート増やすとか、もっと話すとかでしょw取り敢えずは
男子か、お前は」

「えーそうなのー?笑」
こういう時一番楽しそうだな、村上

「だって手も繋いでないもんねぇ?
笑美たちは」笑

「え!そうなの?」

「ま、まぁ…」

「だって結構長いよね?」

「半年くらい?」

「もっとでしょ?ねぇ?」

「8ヶ月…」

「それで、手も繋いでないと?」

「まぁ…笑美達のペースがあるからね!」

「それを変えたいって言われたから
笑美は困ってるんでしょ」w

「あ、そうだったね」w

何勝手に盛り上がってるんだ
この人達…

「私の話はいいよ、里帆は?最近どうなの?稜君とは?」

「いいって、あんた…
私? 私達はまぁ、普通だよ」

「普通ってなに?」

「ほら、笑美怒らせないで笑」

「えーだから、3ヶ月で普通に進むくらい」

「それが分かんないんだけど」

「怒んないで笑」

「怒ってないよ」

「えっと、8ヶ月で手も繋げないとするとー3ヶ月はー、、」
指折り数えんでいいから

「ごめん、その計算方法じゃないわ」
ww



……こいつら

…‼︎「怒るよ!」

「あー笑美、
ごめんごめん!
冗談だって、そんな顔しなさんな」

って髪をくしゃくしゃされる
そんなんで許されんわ!

って睨んだ