きみと1番目の恋


翼「誕生日。嫌いなんだよね。」

きっと彼は、ありがとうとか
嬉しいとか、そんな言葉を
期待してたんだと思う。
その証拠に彼は目を丸めていた。

だけど、底なし沼のような
優しさを持つ彼は
突然の私の言葉に驚きながらも
きちんと聞いてくれる。私の話を。

郁人「どうして?」

翼「あなたは今、歳を取りましたよって
言い聞かされてる気分になるから。」

郁人「おっ!久しぶりに
面倒くさい翼さんだね。」