きみと1番目の恋


郁人「新鮮だったよ。
目を覚ますと歳上の女の人が
家にいておはようって
誰にも見せないスッピン姿で
俺に挨拶するなんて...大学生の
俺にとっては天国みたいでさ。
めちゃくちゃ楽しかった。」

出来る事なら耳を
塞いでしまいたかった。

彼の恋の話を笑顔で聞けるほど
私は出来た大人じゃない。

郁人「でも...翼さんと出会ってから
そよ子さんとの生活に
疑問を持つようになったんだ。」

でも、耳を塞ぐ事はできない。
ずっと、そうだった。
彼の話はどんな話でも
いつだって聞きたかった。