郁人「カフェには俺のファンとかいう
女の子がわんさか来てたし
そのおかげで人より高い時給貰えたし。
でも、肝心の夢の方は...全然でさ。
あれから、何にも実績残せなくて...。
俺にだって悩みくらいあるっつーの。」

翼「そっか。」

郁人「何でもかんでも1番になれば
いいって訳じゃないんだよ。
これこそは!って自分が思うものの
1番にならなきゃ意味がないんだよ。
俺は、スケボーで1番になりたい。
でも、なれない。...だから、悩む。」

無関係な話のように思えるけれど
彼は今、本気で私の事を
慰めようとしてくれている事は分かる。