きみと1番目の恋


甘えたいと思った。
情けないけれど。

今日のような日は。
彼の優しさに少し甘えよう。

例え、神様に
許されなくても甘えよう。

私は郁人くんに深く頭を下げる。

翼「...慰めて下さい。」

彼は頭を軽く撫でた後
バーカウンターへと戻っていった。

机と食器がぶつかり合う音が聞こえる。

郁人「ナッツ。お待たせしました。」

顔をあげるといつかのように
雲一つない空のような
笑顔を彼は浮かべていた。