郁人「例えば、毎日
何の味付けもされてない
料理を食べてたら苦痛だと思わない?」
翼「それはそうでしょう。
何の味もしないなんて嫌だよ。」
郁人「感情がなかったら
きっと毎日味気ないと思うよ。
ストレスを感じる事もないけど
反対に幸せも喜びも楽しみも
感じずに生きる毎日なんて味気ないよ。
俺は...頑張る翼さんの姿は
いつだって見ていたいけど
無理してる翼さんの姿は見たくないよ。」
感情が川のせせらぎのように
流されていった。
武彦が轟音と共に落ちるダムならば
郁人くんは穏やかな川のような人だ。



