きみと1番目の恋


そう反省したけれど
私よりも彼は大人だった。

歳下だけれど、彼は立派な大人だ。

郁人「翼さんの言葉に
励まされたし、ちゃんと
言葉にしてみたら俺の答えは
決まってた。ありがとう。」

その寛容さに涙が出そうになった。

若者という言葉で一括りにして
歳下の人と話す事さえも
今まで、避けてきたけれど
私や武彦よりも彼の方が
もっとずっと大人なのかもしれない。

翼「分かってるんだ、ちゃんと。
嘘をついて心が痛まない人間には
なっちゃいけないって。
でも、嘘をつかなきゃ生きられないから。
嘘で塗り固めて、どんどん心を失って...
でも、いつも心は正しさを求めてる。
だから、爆発して言い過ぎて...
正論を言う事が正しい事じゃないって
分かっていながらも言葉が止められない。
私がいつでも2番なのは人から嫌われるような
言動を取るせいなんだよ。」