また、やってしまった。 正論を言う事が正しい事じゃない。 そんな事は分かってる。 だけど、いつも間違える。 そうじゃないと思いながら 彼にだけはついつい言い過ぎる。 いつもは話せない本音を。 いつもは言えない正論を。 彼にだけはぶつけてしまう。 自分から飲みに誘っておいて 気を悪くさせるなんて 大人のする事じゃない。 翼「ごめん、違ったね。」 郁人「何が?」 翼「そんな言葉を言って もらいたかった訳じゃないよね。 励ました方が良かったね。」 郁人「うん、励まされたよ。」