「揃いましたね」
クスクスと鈴木が笑う。
「どういうこと?」
「今回の実行委員の生徒から出席者のリストを頂きましてね」
青扇学園歴代No1の生徒会長と言われる鈴木翼は、卒業して十年以上が経ついまでも学生たちに慕われる存在である。
時間が許す限り、鈴木も快く相談にのってくれるので、行事の際は必ず実行委員長から直接連絡がいくのだった。
洸が自ら進んでこのような行事に出席することは、まずない。
今回も出席するような話は本人から聞いてはいないのに、出席者リストに西園寺洸の名前が加わったと聞いた鈴木は、ピンときた。
「お邸に電話をかけましたら、案の定アラキさんがお電話に出られたものですから」
「あいつは、一体いつ僕の出席を決めたんだ? 僕がこのパーティの話を聞いたのは昨夜なんだけどね」
「わたしも出席する予定はなかったんですが、常務が出席すると聞いて急遽参加することに。ちなみに衣装はアラキさんが用意してくださいました。
ありがとうございます。そうそう、彼女の分まで」
隣の壺装束の女性も、「ありがとうございます」と深々と頭を下げる。
彼女は鈴木の婚約者だ。
クスクスと鈴木が笑う。
「どういうこと?」
「今回の実行委員の生徒から出席者のリストを頂きましてね」
青扇学園歴代No1の生徒会長と言われる鈴木翼は、卒業して十年以上が経ついまでも学生たちに慕われる存在である。
時間が許す限り、鈴木も快く相談にのってくれるので、行事の際は必ず実行委員長から直接連絡がいくのだった。
洸が自ら進んでこのような行事に出席することは、まずない。
今回も出席するような話は本人から聞いてはいないのに、出席者リストに西園寺洸の名前が加わったと聞いた鈴木は、ピンときた。
「お邸に電話をかけましたら、案の定アラキさんがお電話に出られたものですから」
「あいつは、一体いつ僕の出席を決めたんだ? 僕がこのパーティの話を聞いたのは昨夜なんだけどね」
「わたしも出席する予定はなかったんですが、常務が出席すると聞いて急遽参加することに。ちなみに衣装はアラキさんが用意してくださいました。
ありがとうございます。そうそう、彼女の分まで」
隣の壺装束の女性も、「ありがとうございます」と深々と頭を下げる。
彼女は鈴木の婚約者だ。



