李人「今朝方、CTのリース料を
全額返済されたと聞きました。
...無理...なさったんじゃないですか?」
そうめんを啜った萱島さんは
悲しそうに笑っていた。
萱島「今まで返済が滞っていたくせに
突然全額返済したうちを
疑ってらっしゃるんですね。」
李人「違います。...いや、正直
上司は疑ってます。
危ない所からお金を借りてるんじゃないか。
倒産寸前じゃないか。そう疑ってます。
でも、俺は1パーセントも
そんな事、思ってません。」
萱島「何故、そう言い切れるんですか?」
李人「萱島さんが町の人達を
見捨てる訳ないですよ。」



