「えっと…どうかした?アタシになにか用?」




「はー?そんな訳ないじゃん。気安く話しかけないでよね。」




女の子達はぞろぞろ教室内へと入ってくる。




なんだろう…。


みんなニヤニヤ笑ってるし、ちょっと不気味…。




背中に視線を感じながらもアタシは仕事を続ける。




「そういえば昨日の昼に、朝比奈君に思いっきり酷いこと言われてたのって、どこのどいつだっけ~。」


「あーそれって確か、勝手に一緒にお昼食べて、図々しいって言われてた奴のことだよね?」


「あれはマジ笑えたわ~ざまあみろって感じだったよね~。」




…あー、なんだ、そういうことね。


昨日のことでアタシを笑いに来たんだ。