♡♡♡




翌日。




「乙羽ちゃん、何か手伝おうか?」


「ううん、もう少しで終わるから1人で大丈夫。ありがとね。」




放課後、日直の仕事で1人教室に残っていた。




相変らず男の子たちは優しい。




普通こういうもんだよね…。


やっぱり…。




どうして瑠衣君はアタシにあんなに冷たいんだか。




ほんと全く理解できない。




1週間経っても惚れる気配ないし、


好きだって言ってくれる可能性が全く見えない。