好きって言わなきゃヤダ。【完】

「むっ、無視しないでよ…!」




なんでアタシがこんなにムキになってるの!?




こんなのいつものアタシじゃないっ。




アタシは、男の子に振り回される立場じゃない。


振り回す立場のはずなのに。




瑠衣君に向けられるもの全てが初めてで、


自分でも分かんなくなっちゃってるんだ、きっと。




すると、瑠衣君がピタリと足を止めた。




そしてそのつま先は、アタシの方へと向く。