好きって言わなきゃヤダ。【完】

そしてジッとアタシの目を見つめる。




ただ見つめられているだけなのに


落ちつきを取り戻していたはずの心臓は再び鼓動を増す。




「…ぷっ。心臓の音、丸聞こえだね。」




「しょうがないじゃん…!それより、早くっ…!」




アタシから抱き着いてるだけでも


恥ずかしさで限界なんだから…!




これ以上、アタシをからかうようなこと言わないでよ~…!




懇願するように見上げると、


一瞬だが瑠衣君の心臓の音が聞こえた気がした。