好きって言わなきゃヤダ。【完】

「理仁、余計なこと言わなくていいから。」


「ごめんごめんっ。ついね。」




ため息を零す瑠衣君に、理仁君が申し訳なさそうな顔をする。




大丈夫、アタシは最高に可愛いんだから。


アタシに惹かれない男の子はいない。




アタシの取り柄なんて、可愛さしかないじゃん。




…よーし…。




気持ちを切り替え、再びニコッと笑みを作る。




「ねえっ、瑠衣君っ。」




「勝手に下の名前で呼ぶのやめてくれる?図々しいんだけど。」




「…っえ…」




瞬殺だった。


一瞬で瑠衣君の言葉がアタシの胸を貫いた。