心拍数を徐々にあげるアタシとは違い


顔色1つ変えぬ様子の瑠衣君。




アタシはなんだか気まずくなり、視線を逸らす。




あんなに瑠衣君に言いたかったことが沢山あったのに…。




いざ本人を目の前にすると、


正常に思考回路が働かくなる。




あーもうっ…心臓の音、うるさい…っ。




そんなにドキドキしなくたって分かってるから…。




アタシだけが変に意識してるって思われちゃうじゃん。