好きって言わなきゃヤダ。【完】

那央の左手がアタシの顔へ添えられる。




いつの間にか2人の間に距離はなくなり


アタシの目の前には、真剣な顔つきの那央が。




那央の頬は紅潮し、その瞳の中にはアタシが映っていた。




那央の突然の行動に驚いている間にも


徐々に那央との距離が近づく。




えっ、那央…!?


ど、どうしちゃったの…!?




寂しそうにアタシを見つめる那央を


どうしても拒むことが出来なかった。




こんなこと…駄目なのにっ…。


…だけどっ…あんな那央、アタシには…。









瑠衣君っ…。