好きって言わなきゃヤダ。【完】

ん?何か言った?




振り返り首を傾げていると、男の子の後ろからもう1人。




「おーい、理仁(RIHITO)。何してんだよ。」




「あっ、瑠衣。ごめん、この子とぶつかっちゃって。」




…瑠衣…?


今…瑠衣って言ったよね?




アタシの視線の先、階段の踊り場にいるもう1人の男の子。


確かに瑠衣と呼ばれていた。




「…ふーん。どうでもいいけど、早く行こうよ。」




「ちょっ、ちょっと待って…!」