好きって言わなきゃヤダ。【完】

♡♡♡




「瑠衣くーん。」




隣を歩く瑠衣君はアタシのことをフルシカト中。




「ねえ、瑠衣君ってば。瑠衣君!」




理仁君は急用が入ったらしく


先ほど1人で帰ってしまったのだ。




そのため今は、アタシと瑠衣君の2人で帰っている。




「もう、なに?さっきから、うるさいんだけど。」


「あっ、やっと返事してくれた。」




相変らずアタシのことを鬱陶しそうに扱ってくる。




アタシのこと雑な扱いするのって


未来永劫、瑠衣君しかいないと思う。