好きって言わなきゃヤダ。【完】

アタシは、遠距離になってもいい。


暫く会えなくたって我慢する。




そう伝えたけど、那央は首を縦に振らなかった。




乙羽の大事な時間を奪えない。


乙羽には、寂しい思いをしてほしくないから。


だから、キッパリ別れるべきだ。




那央はアタシのことを第一に思ってくれていた。




真面目な那央らしいとも思った。




頭でわかっていても、その時のアタシは、


心で理解することは出来なかった。




那央との別れを受け入れたものの、


卒業までの1週間、那央と話すことはなかった。