好きって言わなきゃヤダ。【完】

「乙羽ちゃん、色々聞きたいことがあるんだけど、この後いいかな?」


「へ?あ、うん。大丈夫だけど…。」




理仁君の笑顔が何故か少しだけ


恐ろしく感じたのは気のせいではないはず、きっと。




「とりあえず、場所変えよっか。ここだと、目立つし。」




後ろへ目を向けると


辺りは生徒たちで溢れ返していた。




「そ、そうだね。」


「瑠衣も来るよね?」


「…ん。」




あれっ、珍しい…。


いつもだったら絶対来ないのに…。




そんな疑問を思いながら


アタシ達は学校近くの公園へと場所を移動させた。