好きって言わなきゃヤダ。【完】

「…いたっ!いきなり、デコピンしないでよ…!」




「ボケっとしてるからじゃん。」




だ、だってそれは…。




先ほどのことが頭をグルグルさせる。




衝撃的なことがありすぎて


なにから整理をしていけばいいのか…。




「ていうか、なんでまた襲われてんだよ。しかも図書室で。」


「それは、向こうが急に来たから…。」




瑠衣君はわざとらしく大きなため息をつく。




「…まあ、無事ならいいけど。」