「分かったよ…。やればいいんだろ、はあ…。」


「じゃあ、まずはこの問題集からねっ。」




そうしてようやくアタシ達は勉強をスタートさせた。




瑠衣君にはアタシが指定した問題を解いてもらい


採点をしながら間違っているとこは丁寧に説明をする。




割と教えるのは好きなほうなので自信があった。




瑠衣君は少々文句を言いながらも


真剣に取り組んでくれていた。




隣で理仁君は1人で黙々と勉強を進める。




実はアタシ、こうやって友達と勉強会するのが夢だったんだよね。