「あ、九条さん!大丈夫?」 目を開けると今藤さんと陽翔が私の顔を覗き込んでいた。 私そーいえば倒れたのか。 「お前なんでピアノ弾いてたんだ?」 陽翔は真剣な顔つきで私を見つめた 「天才ピアノ少女なんだからピアノ弾けないはずがないって私が無理やりひかしたの」