放課後

「はーい朝の続きしまーす」

私はヘッドホンをつけカバンを持ちせきをたった。

「九条さん?どこ行くの?」

実行委員は私の方に駆け寄ってきた。

「ごめん。用事あるから」

ヘッドホンを外しながら私は言った。

「でも、まだ話し合い終わってないよ?先生も言ってたでしょ?決まるまで帰れないって」

「別に私がいてもいなくてもなにも変わらないでしょ?」

「でもさ、クラスのことなんだからみんなできめよ?」

「私、別に優勝したいとか思ってないから。どーでもいいから。勝手に決めといて。私は出るつもりない」

「一緒に楽しもうよ。。最後なんだしみんなで決めようよ!!いいものにしようよ!!」

実行委員は叫んだ。クラスは静まり返っている。私はそれを無視して教室を出た。
わたしの悪口が教室に飛び交う。