星矢君が食事が終わるのを待って、私と星矢君は、星矢君の部屋に二人で籠った。
星矢君の部屋に入ったら、二人で決めている事がある。
それは、英語で会話する事。
星矢君の色々な宿題を教える時も、もちろん英語だ。
私は英語で話す事が本当に好きだった。
高校を卒業して日本へ帰ってきた後も、帰国子女の特別枠で入った大学は留学生が多かったために英会話は欠かせなかった。
就職先は英語を使う事よりも高月給を選んだため、今の会社でほとんど英語を使う事はない。
でも、家に帰ると、毎日弟と英語で会話した。
弟の英語力向上のためでもあり、私のストレス発散でもあった。
それくらいに、私は英語という語学に魅了されている。
私の英語の発音はほぼネイティブに近いと自負している。
そして、驚く事に、星矢君の発音もとてもきれい。
星矢君に言わせると凛様の真似をしているだけらしい。
凛様は、星矢君にアメリカの童謡をたくさん教えていた。
だって、星矢君の可愛いところは、英語の会話に息詰まるとすぐに歌を歌い出す。
それも、とても楽しそうに。



