僕の顔を心配そうに覗き込む君はやはりあいつではなくて、僕は一度短く息を吐くと深く息を吸い込んで聞いた。
「…忘れ物。取りに来たんだ、鳴瀬さんはどうして?」
君は答えた。
「私も同じだよ。携帯。忘れちゃって。」
テヘッと笑う君とあいつの笑顔が重なって朧げになって消えた。
ふと口をついででた。
「さっきの、りーくんってさ。
僕のこと?」
「…えっ?あぁ。そーそ。やだった?
あだ名。クラスのみんなの考えたからさ。
それで、呼んだんだ。
下の名前、伊織くんでしょ?いーくんじゃ言いにくいから。りーくんっ!どう?」
「…忘れ物。取りに来たんだ、鳴瀬さんはどうして?」
君は答えた。
「私も同じだよ。携帯。忘れちゃって。」
テヘッと笑う君とあいつの笑顔が重なって朧げになって消えた。
ふと口をついででた。
「さっきの、りーくんってさ。
僕のこと?」
「…えっ?あぁ。そーそ。やだった?
あだ名。クラスのみんなの考えたからさ。
それで、呼んだんだ。
下の名前、伊織くんでしょ?いーくんじゃ言いにくいから。りーくんっ!どう?」
