いつかまた。

その次の週、来たばかりのはずの君はずっといるはずの僕よりもクラスに打ち解けていた

そんなある日の放課後、おそらく水曜の7時45分ごろのはずだ。
僕は教室に忘れ物をとりに引き返していた。
少し立て付けの悪い扉をガラリと音を立ててあけた。


そこに君はいた。

クルリと体を回して僕を視界に捉えると君はいった。

「どうしたの?忘れ物?りーくん。」

時間が止まったとさえ思った。

「…なんで」

声が。喉が。 震えた。上手く話せなかった。

ただ、なぜ君が、さゆしか。三年前死んだ
彼女しか呼ばなかった呼び名を呼ぶのか。


ハッとした。