ここは、とある自動車学校である。
シュンは、18歳になって直ぐに自動車学校に通っていた。


シュンは、今日の教習で運転が講師に認められれば仮免試験を受ける事が出来るのであった。

シュンは教習を終えて休息所に向かっていた。

「シュンく〜ん」

「・・・うん?」

(どこかで聞いたような声だな)

送迎バスの側で手を振る女性がいた。

「シュンく〜ん」

「あっ・・・」

手を振りながら早足でシュンに近づいてくる女性はリエだった。

「久しぶり〜シュン君!」

「あ〜久しぶりだねリエさん」

リエは、今日から、この自動車学校に来ていた。

「シュン君は、いつから来てるの?」

「あー先月末かな、リエさんは?」

「アタシは、今日からだよ」

「そっか・・・頑張ってね」

「シュン君は、どこまで進んでるの?」

「あー今度、仮免試験」

「へ〜早いねー」

「まぁ〜そうかな、あっ、リエさん時間は?」

「あっ、またねシュン君」


リエは、慌てて校舎に入って行った。

(相変わらずだなぁ〜)

シュンは、休息所で缶コーヒーを買って椅子に座り、缶コーヒー飲みながら思い出していた。

(そうか〜メグミと別れてから、1年くらい経つのか〜)

そう、シュンとメグミは別れて1年が過ぎようとしていた。

『ビュ〜〜〜〜』